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グヤーシュを作る。

違うけど旨い。

知り合いに、「無類のグヤーシュ好き」な方がいる。その方から、マギーのグヤーシュの素なるものをいただいた。実は自分もグヤーシュが好きである。
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グヤーシュは、ドイツ圏から東欧にかけてレストランのメニューに登場するものだが、ブダペストの「KARPATIA」というレストランで一度、バーデンバーデンのXmasマルクトで一度味わったことがあり、どちらもとても旨いものであった。果たしてそのおいしい記憶を再現できるのか?早速作ってみることにしよう。

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d0132479_15202595.jpgいただいたのは、グヤーシュの素に加えて、パプリカチューブだ。
グヤーシュは、ブダペストで聞いた話では、アジア系のマジャール人が持ち込んだ料理で、寒さを凌ぐためにスパイスをしっかり効かせるものだという。
マギーだけだと辛さが物足りないので、パプリカチューブで辛さを調節するといいそうだ。

ところで、パッケージのグヤーシュの色と、味わったグヤーシュの色がどうも違う。記憶ではオレンジではなく、もっと濃い赤なのだ。果たしてこの「赤」が再現できるのか・・・不安を抱きつつ料理開始である。
本来、材料を細切れにして煮込むのがレシピであるが、「トマトの代わりにパプリカで作るシチュー」と勝手に理解して、いきなり我流で作ることにする。
カレーにしろ、カルボネードフラマンドにしろ、作り方は同じ。具材をそのまま圧力鍋に放り込んでスープを取るところから開始だ。
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カルボネード用の牛肉、人参、タマネギ、そしてジャガイモをひたひたになる水とともに圧力鍋へ。少し形を残したいので30分加圧、自然下圧にする。
その後スープと具材を分離し、具材は一口サイズに切っておく。漉したスープにグヤーシュの素と、チューブ半分くらいのパプリカを入れて様子見。ん?あんまり辛くない。チューブ全部を入れてみた。辛さはカレーの比ではなかった。後は唐辛子等で食べる時に調整すればいいだろう。
できたスープに具材を戻し、最後にジャガイモを入れてひと煮立ちすれば完成である。
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見た目はトマトシチューの色。食べてみると、トマトではないパプリカの味である。トマトシチューならバゲットが欲しくなるが、グヤーシュの場合は違う。酸味が少ないせいか、そのままで充分。ジャガイモだけでいいという感じ。強いて言うならライスにも合いそうな味わいなのだ。さすが、アジア系のテイストである。パプリカの味わいは、日本人としては飽きの来ないものだと改めて実感した。辛さはそのままでは足りないので、韓国唐辛子の粉末を振ったり、唐辛子オリーブオイルをかけたりするとより旨さが引き立つ。

残念ながら、あの赤は再現できなかった。どうすれば、あの真紅に近い色になるのか?これが今後の課題となったが、デレーズでもグヤーシュ・スパイスを発見したので、また挑戦してみたいと思う。
by daimaoAT | 2008-06-28 15:26 | うまいもん洋
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